静岡県の歴史
- 1868年 駿河国の天領・沼津藩・田中藩・小島藩・交代寄合の榊原家の久能陣屋、諸旗本領、遠江国の相良藩・横須賀藩・掛川藩・浜松藩・交代寄合の近藤家の気賀陣屋、諸旗本領が合併されて、静岡藩(70万石)が設置。同年伊豆国(旧韮山代官領)の地域に韮山県が成立し、旧堀江陣屋(5600石、申告1万6石。今の浜松市舘山寺地区)が堀江藩に昇格した。そして、1869年には、駿府は静岡に改名された。
- 1871年8月29日の廃藩置県では、静岡藩は静岡県に置き換わり、堀江藩が堀江県に置き換わった。同年12月31日には、当時の静岡県は分割され、駿河国部分が静岡県となり、遠江国部分は浜松県となった。堀江県は浜松県に編入された。韮山県は、荻野山中県や小田原県と合併して、足柄県となった。
- 1876年 足柄県が分割され、相模国部分は神奈川県に編入され、伊豆国部分は静岡県に編入された。同年浜松県が廃止されて静岡県に編入された。
- 1878年 伊豆諸島が東京府(現在の東京都)に編入された。